外交では日本より強硬に主張するフィリピン
フィリピンバナナが大量に日本へ輸出され、価格が下がっている。
背景には、中国とフィリピンとの間に持ち上がっている
中国に輸入を事実上拒否されてる『バナナ』日本でなんとかして
最後まで戦ってほしいものです。
記事
南シナ海の領有権問題で中国が、国連海洋法条約に基づく仲裁裁判所を舞台とする法廷闘争を拒否した。中国を相手取ったフィリピンによる仲裁手続き(提訴)に応じず、国際法に背を向ける中国の実像を改めて鮮明にした。フィリピンは「中国不在」のまま法廷闘争を継続し、中国の領有権主張の違法・無効性などを訴える。そこには両国それぞれの思惑がある。
中国の馬克卿・駐フィリピン大使は19日、マニラの外務省に出向き、拒否の決定をフィリピン側に伝えた。馬大使は、1月22日にフィリピン側から手渡された“訴状”も突き返した。
これに対し、フィリピン政府は、中国の拒否によって「仲裁手続きが妨げられるわけではなく、引き続き仲裁裁判所に委ねる」と表明した。とりわけ、中国による南シナ海のほぼ全域の領有権主張の不当性を、追及するとしている。
中国が拒否した主な理由は「(提訴は)南シナ海行動宣言を侵害し、フィリピン側の主張には事実、法律上の誤りがある。問題は2国間の話し合いで解決されるべきだ」(馬大使など)というものである。